明治8年創業で日本一の長い歴史をもつ手作り茶筒の老舗「開花堂」が31日、インスタグラムを更新。
「29日付けのニューヨークタイムズさんに掲載していただきました」と報告した。
開花堂は、一昨年7月に急逝した三浦春馬さんが、日本全国47都道府県各地を自身の足で巡り、文化・産業・芸能・食など様々な分野に携わっている人たちを取材してまとめた著書「日本製」(ワニブックス)で取り上げられ、三浦さんが健在だった一昨年7月初頭の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)で三浦さんが紹介したお店である。
「三浦春馬さんが『日本製』を著したのは『日本の工芸・食・産業などをもっと知りたい、日本の魅力を海外の人にもしっかり伝えたい』という情熱がきっかけです。
今回、ニューヨークタイムズに掲載されたということは、三浦さんの切なる想いが確実に世界中に広まっていっていることの証左と言えるのではないでしょうか。
三浦さんのファンからも掲載について『春馬くんのやりたかったことが叶って行ってて感動してます』などの喜びの声が聞こえてきていますよ」(メディアコメンテーター)
三浦さんの想いは、これからも世界を動かし続けることだろう。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている