12日、「デイリー新潮」(新潮社)が、昨年7月18日に急逝し間もなく死後半年を迎えようとしている俳優の三浦春馬さんについて“「三浦春馬」さん、お別れの会延期の背景に「実母」 遺産を巡り両親が対立して”とのタイトルで記事を配信した。
記事には、三浦さんの所属事務所アミューズが昨年11月に「お別れの会」を開く準備を具体的に進めていたものの、10月28日に一周忌のタイミングまで延期することになったのだが、この原因が三浦さんの実母と実父による遺産を巡る骨肉の争いにあるのではないかということが綴られているのだが……。
『新潮社は真っ向勝負で張り合うつもりだな』
「アミューズが新潮社をほぼ名指しで『故人とご遺族の尊厳を傷つけるような記事が掲載されていることについて、当社としては強く抗議いたします』と指摘し、三浦さんの留学が当初予定の6ヶ月を前倒しして3ヶ月程度になったのは『当時アミューズに所属していた小出恵介さんが未成年女性との淫行により謹慎処分となり、事務所が代役のために三浦さんを3ヶ月ほどの留学で切り上げさせた』という新潮の記事に対しても『そのような事実は一切ありません。記事にあるドラマは企画立案時より三浦春馬を主演に企画されており、このような虚偽の報道は故人の名誉を傷つけるだけでなく、ドラマを制作してくださったスタッフの皆さんをも侮辱する行為であり、強い憤りを感じております』と12月24日に発表したのは多くの方がご存じかと思います。
その中で、11日には『デイリー新潮』が再び三浦さんの留学期間短縮の要因について報じ、12日にはこの記事ですからね。
『新潮社は真っ向勝負で張り合うつもりだな』『踏み込みがエグい』などの声も聞こえてきていますよ」(メディア記者)
11月に三浦さんの「お別れの会」を開催することが具体化していたという「デイリー新潮」の主張に対し、アミューズは「展示などの企画は検討前の段階で、ご遺族への打診なども行ったことがありません」と回答しているという。
新潮社の姿勢を受けて、再度のアミューズからの発表などはあるのか、今後の動向に注目したい。
(文/窪田翔吾)