「J-CASTニュース」が25日、《三浦春馬さんと共演で「嘘つき」「悪魔」…1年以上の中傷被害 「神経を疑います」俳優が悲痛告白》のタイトルで記事を掲載。
イラン出身の女優であるサヘル・ローズさんが、NHKの紀行番組『せかほし』こと『世界はほしいモノにあふれてる』での、一昨年7月に急逝した三浦春馬さんとの共演を理由に、三浦さんのファンを自認する一部の方々から、断続的に「嘘つき」「悪魔」などと人格を否定するようなSNSでの悪質な書き込みによる攻撃に晒されてきたと、自身のツイッターで告白したことについて書かれている。
サヘルさんはツイッターで「三浦春馬さんと『せかほし』で共演させていただけた時に『本当に素晴らしい方』だと尊敬の気持ちが増しました」と三浦さんへ以前から敬意を持っていたこと、そして共演によりその気持ちが増したことを率直に語っている。
「だからこそ、ながく三浦春馬さんを応援されている皆様の痛みは計り知れないです」と多くの三浦さんのファンの気持ちに寄り添う姿勢も示している。
ただ1点、『せかほし』の収録日を偽っていると勝手な憶測で決めつけ、それを根拠に人格攻撃をひたすら続けるという蛮行に及んでいる方々に対し、抗議をするとともに「あなた方は三浦さんのファンではない」と断じているという状況なのだ。
「三浦春馬さんの死に関してはいくつもの疑問点、不審点が残ったままであり、その最たるものとして『死亡当日や前日までの時系列』『本当に亡くなったのは7月18日なのか』というものがあります。
これを追及する中で、急逝直前の『せかほし』収録に共演していたサヘル・ローズさんに、間違った形での刃が向けられてしまっていたようですね。
追及すべきは何か、これをきちんと整理できず、何の落ち度もない人を傷付けることに対する配慮を持ち合わすことのできない人は、悪質な陰謀論者でしかありません。
曖昧な時系列は一刻も早く、三浦さんの所属するアミューズがクリアにすべきだと思いますが、こうした悪質な行為、蛮行からは何も前向きなものは生まれてきませんので、当事者にはしっかりと認識してもらいたいところです。
城田優さんも、『キンキーブーツ』でのローラ役をめぐって疑問や非難が集まっています。人格攻撃などの中傷は当然あってはならないですが、城田さんの場合はガーシー砲による『投資詐欺、脱税、ステマ、違法賭博、反社交流』といった非難を受けるのが当然の疑惑まみれなこと、そして疑惑についてダンマリを続けていることによるところが大きいですので、サヘルさんのケースとは分けて考えるべきでしょう」(メディアコメンテーター)
サヘルさんの三浦さんとの共演をきっかけにした中傷被害について報じられるのであれば、三浦さんの死に関する疑問点や不審点、それをきっかけに起こっているデモ活動、ガーシー砲により露わとなった城田優さんの疑惑、このあたりもメディアは粛々と報じるべきではないだろうか。
悪質な陰謀論者の暴走とともに、メディアの白々しさも伝わってくる記事だったと言えるだろう。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き