1日より東急シアターオーブで東京公演を行っている、城田優さん、小池徹平さんのダブル主演によるミュージカル『キンキーブーツ』。
11月3日までの東京公演はすでに折り返しを過ぎており、11月10日から20日まで行われるオリックス劇場での大阪公演を含めて考えてもちょうど折り返しに差し掛かるところ。
大人気のミュージカルや舞台であれば、初日を迎えるまでにほぼすべての日程でチケットは完売していることが多い。
城田優さんや小池徹平さんといった広く名の知れた俳優が出演していれば、なおさら早い段階でチケットは入手困難となるのがよくある光景なのだが……。
「22日に行われたプロ野球、ヤクルトVSオリックスの日本シリーズ第1戦で、イニング間に流されるCMに『キンキーブーツ』のものがありましたね。
オリックス劇場での公演が近付いており、試合をしているのもオリックスということで、つながりは容易に分かるところではありますが、チケットの売れ行きが好調であれば、わざわざ広告費用が高くつく日本シリーズでのCM放映には踏み切らないはずです。
つまり、『キンキーブーツ』のチケット売れ行きがかなり苦戦していることを如実に物語っているのではないかと思いますよ」（メディアコメンテーター）
オリックスにしてみれば、ヤクルト相手に昨年のリベンジを果たして日本一へと駆け上がれるかどうかとともに、オリックス劇場での『キンキーブーツ』大阪公演のチケット売れ行きが伸びてくれるかどうかも、非常に大きな課題となっているのかもしれない。
（文／西島龍大）
～ライター略歴～
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き