26日、雑誌「LEON」(主婦と生活社)のWEBサイトに、10月1日に開幕するミュージカル『キンキーブーツ』再々演にチャーリー役で主演する小池徹平さんのインタビューの模様が掲載された。
小池さんは初演・再演でダブル主演してきた三浦春馬さんの存在感の大きさや三浦さんに対する信頼感を、再々演の話をもらったときの「正直なところ、最初はぜひやろうという気持ちにはなれませんでした。とても素敵で大好きな作品ではあるけれど、いろいろな思いがよぎってしまって……。春馬がいなくなってしまったというのはもちろんあって、アイツを抜きにしてできるのかなという気持ちもありました」という言葉に滲ませている。
また、三浦さんが演じてきたローラ役を今回、小池さんの高校時代の同級生である城田優さんが務めることについては「一緒の舞台に立つのは今回が初めてです。彼の出演した作品や演出した作品は観ているし、同級生という信頼関係はありますが、優と一緒にモノを作り上げる作業はとにかく新鮮で。なにせ彼はガラスのハートの持ち主。飄々として強がっているけれど、プレッシャーも感じているはず」「とにかく今わかっているのは、とても大きなローラだということ(笑)」「バケモノ的な存在感のローラ」などと表現。
随所に、複雑な想いを抱えながら今回のステージに臨んでいることを窺わせている。
「小池徹平さんと城田優さんが高校時代の同級生で親しい間柄にあることは、以前から知っているファンも多いですよね。
そのため、三浦春馬さんが作り上げ、積み上げてきた日本版『キンキーブーツ』のローラという存在を、城田優さんが引き継ぐことを小池さんはかなり前向きに捉えているのではないかという声も一定数ありました。
ですが、今回のインタビューを読む限り、三浦さんへの信頼は非常に大きく、城田さんに対しては懐疑的なものを結構抱えているのではないかと感じさせられました。
『せっかく上演するなら、最高のチームだったねと言われたいし、そうでないと春馬も納得しないと思うんですよ。そんな最高の公演にするためには、僕がちゃんと引っ張っていかなくちゃ、という思いは強い』という小池さんの言葉に、それが集約されているように思いましたよ」(メディアコメンテーター)
城田さんに関する様々なスキャンダルが、暴露系YouTuberガーシーこと参議院議員の東谷義和さんによって暴露されたことにより、一時は公演中止の可能性も取り沙汰された『キンキーブーツ』再々演だが、いよいよ開幕まであとわずかだ。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き