10月1日に開幕するブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』日本版再々演にドラァグクイーン“ローラ”役で主演する城田優さんが17日、フジテレビ系音楽番組『ミュージックフェア』に出演。
「LAND OF LOLA ～ローラの世界～」を歌唱し、『キンキーブーツ』で主演するまでの道程について語った。
「（『キンキーブーツ』を）初めて見たのはニューヨークのブロードウェイ。すべてに圧倒され、日本でも上演したいと思いました。
2016年、2019年と日本版が上演されて、そっちの方も観に行きまして、とにかくポジティブなエネルギーをたくさんもらえて、劇場の一体感が凄かったです。本当にステージと客席の垣根がないミュージカルだと感じました」と熱っぽくコメントしていたのだが……。
「まず『日本でも上演したい』という部分について『いや、お前プロデューサーちゃうやん。どこ目線でモノ言うとん？』といった声がありますね。
それから、城田優さんは8月末に“ぴあ”のインタビューで『2016年の日本版初演時は、自分も別のミュージカルに出演していたため見に行けなかった。2019年の再演で三浦春馬のローラを観た』とご自身で語っていましたので、『日本版の初演と再演を両方観劇したような言い方するな』『こいつはテレビでも平気で嘘を吐く』『三浦春馬さんのことも、ダブル主演の小池徹平さんのことも城田さんは軽々しく見ているんでしょう』と批判的な声が出ていますよ」（メディアコメンテーター）
なお、城田さんは、ぴあのインタビュー記事で「『キンキーブーツ』では、根本的に自分の発声をちゃんと見直し、ブーツを履いて動く練習を去年から始めている。作品に入る前からこんなふうに準備するのは、僕にとっては初めてのこと」と、これまでの共演者や関係者が唖然とするようなエピソードを語っていた。
城田さんが、過去には持ち得なかったほどの情熱を注いだ『キンキーブーツ』は、いよいよ後10日ほどで幕が開く。
（文／窪田翔吾）