11日に配信された「デイリー新潮」(新潮社)にて、昨年7月18日に急逝し間もなく死後半年となる俳優の三浦春馬さんに関する生前のエピソードがいくつか綴られている。
記事では、2017年の三浦さんの留学についてもあらためて触れており、「半年ほど留学予定だったものの、当時アミューズに所属していた小出恵介さんが未成年女性との淫行により謹慎処分となり、事務所が代役のために三浦さんを3ヶ月ほどの留学で切り上げさせた」という旨の発言をキー局のディレクターが語ったとしている。
昨年12月24日にも
一方で、この件についてアミューズに尋ねたところ「代役で出演した事実は一切ございません」との回答があったことも綴られている。
「昨年12月24日に、半ば文藝春秋と新潮社を名指しする形で『故人とご遺族の尊厳を傷つけるような記事が掲載されていることについて、当社としては強く抗議いたします』とアミューズは発表しています。
また、このときも、留学に関する記事を掲載した新潮社へは『三浦春馬が、もともと出演が予定されていた他の俳優の代役としてドラマに出演するために、留学を取り止めて帰国した、と報じられておりますが、そのような事実は一切ありません。記事にあるドラマは企画立案時より三浦春馬を主演に企画されており、このような虚偽の報道は故人の名誉を傷つけるだけでなく、ドラマを制作してくださったスタッフの皆さんをも侮辱する行為であり、強い憤りを感じております』とも言っていました。
これに対し新潮社は『記事に書いたことが全てです』『内容は真実と確信しております』などと反論していました。
そして、今回の『デイリー新潮』の記事ですからね。
あらためて、新潮社がアミューズに対して一歩も譲らない姿勢であることが顕著となったと言えるでしょう」(メディア記者)
今回の「デイリー新潮」の記事を受けて、あらためてアミューズが「虚偽報道だ」と主張するなどの動きはあるのか、注目が集まっている。
(文/窪田翔吾)