竹内涼真さん主演で新木優子さんと平手友梨奈さんがダブルヒロイン役で出演する『六本木クラス』（テレビ朝日系）第8話が25日放送され、世帯平均視聴率は10.0％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが26日分かった。
第1話で9.6％と2ケタ目前の数値でスタートを切ったものの、第3話では7.0％まで下降。ところが、第4話で8.1％、第5話で9.1％と巻き返すと以降もじわじわと数字を伸ばしついに初の2ケタ視聴率獲得に至った。
「いったん大きく落とした数字をV字回復するというのは、昨今のドラマではかなりレアケースです。
しかも、昨今の高視聴率ボーダーと言われている10％台にまで乗せてきたということで、最終話に向けてさらに高い数字を記録する期待がかかるところでしょう。
ただ、25日放送の第8話については、24日に主要キャストで出演する香川照之さんに『倍返しならぬパイ返し』と揶揄される『銀座クラブでのセクハラ』報道があったことで、違う方向性での注目が集まったという側面があります。
香川さんの所属事務所は報道内容を事実と認め、香川さん本人もMCを務める『THE TIME』（TBS系）の26日放送冒頭にて生謝罪を行いました。
これによって事態が鎮静化すれば、もしかしたら『六本木クラス』の視聴率は再び1ケタに落ち込むなんてこともあるかもしれませんよ」（メディアコメンテーター）
『六本木クラス』のさらなる視聴率アップの鍵は香川照之さんが握っているのかもしれない。
（文／猫山恭輔）