24日発売の「週刊新潮」（新潮社）によって、被害者がPTSDを発症するほどの苛烈なセクハラ行為が発覚した、俳優の香川照之さん。
香川さんは、2019年7月に銀座のクラブを複数名で訪れ、初めは盛り上げ役に徹していたものの、その後酔いが回ったのか、別のホステスが離席したことで隣に移動してきたホステスに対し、ブラジャーを剥ぎ取りそれを同行者で「回し嗅ぎ」するという変態行為に及んだという。
さらに、香川さんはブラジャーを付けていない状態となったホステスの胸を撫でまわしたり揉んだりし、このホステスに同意を得ずに唇を奪ったとのこと。
「香川照之さんと言えば、大ヒットした堺雅人さん主演『半沢直樹』シリーズ（TBS系）など、数々の人気ドラマ・映画に出演する名優中の名優。
おそらく、一昔前であれば『豪快な人』なんて形容をされて事なきを得たのかもしれませんけど、コンプライアンスが重視される令和の時代にあっては、たとえどれだけの名優であろうとも許されない行為に及べば大きなペナルティを受けることになります。
現在、香川さんは朝の情報番組『THE TIME』（TBS系）に金曜MCとしてレギュラー出演しています。
さらに、竹内涼真さん主演で新木優子さんと平手友梨奈さんがダブルヒロインを務める連続ドラマ『六本木クラス』に極めて重要な敵役として出演中でもあります。
問題が問題だけに、両番組ともに突然の降板となる可能性も否定できないでしょうね」（メディアコメンテーター）
なお、香川さんはセクハラ行為のわずか3ヶ月前、福山雅治さん主演ドラマ『集団左遷！！』（TBS系）の制作発表において、自身の主演映画『トウキョウソナタ』（2008年公開）で当時は子役だった井之脇海さんを必然性がないシーンでも「ぶん殴った」とドヤ顔で語っていたことが「サンスポ」によって報じられている。
このときは笑い話で済まされていたようだが、今回の性加害報道の後では、これも新たな火種となる可能性があるかもしれない。
（文／木暮雅人）