劇団EXILEの町田啓太さん主演で、白石麻衣さんがヒロイン役を務めるドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)第7話が17日放送された。
世帯平均視聴率は4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日分かった。
「『テッパチ!』は第1話で7.6%とまずまずの世帯平均視聴率を記録しましたが、第2話で2.0ポイントも下げ5.6%に落ち込みました。
そして第3話以降は4.7%、4.0%、4.7%、4.2%、4.2%と5話続けて4%台という非常に厳しい状況となっています。
もちろん昨今は世帯平均視聴率よりも個人平均視聴率が重視され、オリコンなどが定期的に発表している“ドラマ満足度”といった指標も大きな価値を持つようになっていますので、世帯平均視聴率が振るわない=評価が低いとは必ずしもならない部分もあります。
ですが、さすがに世帯平均視聴率が5話も続けて4%そこそこしか獲得できないようであれば、やはり評価は低くなります。
また、現状では最新のものとなっているオリコンが7月29日に発表した“ドラマ満足度”において『テッパチ!』(7月13日放送の第2話が対象)は100Pt満点中45Ptしか獲得できておらず、プライム帯ではないジャニーズWESTの重岡大毅さん主演ドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)にも後塵を拝する形で10位に甘んじています。
この視聴率の低さですから、第3話以降の“ドラマ満足度”が引き続き低迷、あるいはさらに悪化していれば『テッパチ!』は完全に打ち切りのデッドラインを越えることになると思うんですが、毎週金曜日に発表されるオリコンの“ドラマ満足度”は今月5日と12日の2週続けて発表がありませんでした。
もちろん、過去にも“ドラマ満足度”の数値を発表しない週はときどきありましたが、唐突な2週続けての発表休止は『不調なドラマの惨状が際立たないようにするためのものではないか』と見られても仕方ないのではないかと」(メディアコメンテーター)
『テッパチ!』の関係筋がオリコンに何らかの働きかけをした、なんてこともあるのかもしれない。
(文/江口のりお)