俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんがダブル主演する月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)第5話が8日放送され、世帯平均視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日分かった。
『競争の番人』は第1話こそ11.8%と幸先の良いスタートを切ったものの、第2話からは8.9%、9.4%、9.4%と月9としてはイマイチな数字を連発。
このたび、ついに番組最低記録を更新する8.0%をマークしてしまったことになる。
「坂口健太郎さんと言えば、小栗旬さんや綾野剛さんが所属するトライストーン・エンタテイメントの所属。
31歳の坂口さんは、事務所の若手俳優の先頭を走る存在でした。
ところが、同じトライストーン所属で28歳の赤楚衛二さんが、有村架純さん、中村倫也さんのダブル主演『石子と羽男 -そんなコトで訴えます?-』(TBS系)に3番手で出演しており、同ドラマは最新話(5日放送、第4話)で8.4%という視聴率を叩き出しました。
もともと『石子と羽男』は視聴率は6.8~6.9%とあまりパッとしない数字だったんですが、『ドラマ満足度』においては今クール1位を記録していましたし、そもそもフジの月9は視聴率が出やすいのに対し、TBS金10は裏番組で『金曜ロードショー』があるなど視聴率が出づらいという背景もありますからね。
また、坂口さんは綾野さんの流れ弾で暴露系YouTuberガーシーこと参議院議員の東谷義和さんから『ガーシー砲を浴びせる』と繰り返し予告されていました。結果的に、これまでガーシー砲は被弾せずに済んでいるんですが、それでこの『競争の番人』の体たらくですから、さすがに言い訳できないんじゃないでしょうか」(メディアコメンテーター)
坂口さんは、赤楚衛二さんにこのまま完敗し続けるのか。『競争の番人』第6話以降の巻き返しに期待してみたい。
(文/恵和恵)