7日放送の東野幸治さんがMCを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、宇宙飛行士の野口聡一さんが出演。
7月6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)における「説教中の『帰れ!』額面通り受け取るわけにはいかない説」に対し、日本吃音協会から抗議があり、これに対し賛否の声があがったことについて見解を語った。
同企画は、仕掛人となった先輩芸人やタレントが後輩を叱り帰宅させる、その帰宅までに要した時間を3組で競うというもの。
3組はそれぞれ、お笑い芸人・岡野陽一さんとお笑いコンビ「ザ・マミィ」の酒井貴士さん、タレントの朝日奈央さんとアイドルグループ「プラチナボーイズ」の小池成さん、お笑い芸人・チャンス大城さんと同じくお笑い芸人の「インタレスティングたけし」さん。
日本吃音協会が問題視したのは、チャンス大城さんに説教を受けていたインタレスティングたけしさんが、どもりながら話している様子を受け「どもりながら話している人を馬鹿にしてる」と感じたからだという。
だが、当事者のインタレスティングたけしさんは日本吃音協会の抗議文を引用しつつ「またテレビジョン出たい!!」と、同協会の抗議は自身の意向に沿わないことをアピール。
これにより、むしろ日本吃音協会が過剰反応しているのではないかと指摘する声が多くなっていた。
この一連の騒動に対し、野口さんは「大城さんはインたけをちゃんと育てているんですよ」と放送内容をしっかりと確認した様子でコメント。そのうえで「吃音をバカにしているような様子は全くなかった」と断言。
さらに「一番の問題は、マミィの酒井さんら大城さんとインたけ以外が全く面白くなかったことにある」と芸人顔負けの批評を展開。
これには、この日コメンテーターとして出演した松本人志さんも「言ってしまったか」と笑うしかなかった。
(文/吉良栄蔵)