7日に「FRIDAYデジタル」(講談社)によって2度目の不倫、そして新型コロナ感染に関する虚偽報告などが報じられた、プロ野球・ロッテの清田育宏選手。
年俸6000万円(金額は推定)の2年契約を12月下旬に結びなおしたばかりだが、倫理観の欠如、さらには球団運営やプロ野球全体の存続にさえ影響を及ぼしかねない不祥事に対し、ロッテからは厳しい処分が下されるのではないかと話題になっている。
「引退」ならまだマシで「解雇」されるのではないかと見る向きもあるのだが……。
過去にはシーズン途中での引退も
「2018年6月に、度重なる金銭トラブルによりチームを去ることになった元ロッテの大嶺翔太さんの例を見る限り、解雇ではなく『任意引退』という形が妥当ではないかと思いますね。
大嶺さんは、八重山商工から2009年にドラフト3位でロッテに入団が決まりましたが、入団前に未成年にもかかわらず飲酒し警察に補導されたことが発覚し、一時は入団取り消しの可能性も取り沙汰されました。
それでもその後の生活態度などをチェックされたうえで、無事に入団。それからは、2014年のファーム優勝に貢献、『ファーム日本選手権』ではMVPの活躍を見せるなどし、翌年からは1軍での活躍機会が増えていき、2017年には91試合の出場を果たしていました。
ところが、2018年に消費者金融から『本人が返済できないので、球団に肩代わりしてほしい』との連絡があり、一説では球団が『任意引退』を条件に大嶺さんの借金を肩代わりすることで話がまとまったとも言われており、この年の6月、大嶺さんはシーズン途中に任意引退するという異例の事態となりました」(スポーツ記者)
なお、大嶺さんは、ロッテを退団した翌年の2019年には恐喝未遂容疑で逮捕されている。
果たして、清田選手にはどんな処分が下るのか、そしてどんな未来を迎えることになるのだろうか。
(文/有村和巳)