初日まで2ヶ月を切った、城田優さんと小池徹平さんのダブル主演で公演予定のミュージカル『キンキーブーツ』再々演。
同ミュージカルで今回“ローラ”役を務めるのは城田さん。この役は、初演、再演と一昨年7月に急逝し先日三回忌を迎えた三浦春馬さんが務めてきた。
どうやら、現状ではチケット売れ行きはあまり芳しくないようで、三浦さんのボイストレーナーを7年間に渡り担当した斉藤かおるさんが執筆した『春馬くんとの″未来の雑談″~三浦春馬の勉強ノート~』を9月16日に発売するのは、『キンキーブーツ』再々演のチケット販促に役立てばという側面もあるようだ。
すでに発表されている同著の目次には、三浦さんの恋愛事情を赤裸々に語っているのではないかと見られるものが複数あり「春馬さんの意思を無視した暴露本」とも指摘されている。それと同時に、『キンキーブーツ』の文字がいくつも踊っており、本の購入者が10月1日からの『キンキーブーツ』再々演の鑑賞意欲を搔き立てられる可能性は十分あるだろう。
だがその一方で、この目論見は脆くも外れる可能性が指摘されている。
「鍵を握っているのは、暴露系YouTuberガーシーこと参議院議員の東谷義和さんの動向だと言われています。
東谷さんは7月中に、これまで数々の強烈な暴露を行う主戦場としてきたYouTube『ガーシーch』を、不可解なコミュニティガイドライン違反判定により失いました。また、これよりも前に第2の発信源としていたツイッターアカウントもやはりアカウントBANで失っていました。
ところが、7月31日に東谷さんはYouTubeで新たなチャンネル『NeroGris』を開設することに成功。そこで、しばらく城田さんの出方を様子見していたものの、一向に謝罪はおろか連絡すらも寄越さないため、城田さんへの暴露攻撃を再開すると宣言したんです。
『NeroGris』は開設翌朝に早くもBANされてしまいましたが、『NeroGris』を開設できたノウハウを使って『第2、第3のNeroGrisを作ってYouTubeでの発信を続ける』と東谷さんは表明していますので、城田さんがこれまでに食らった『投資詐欺への加担、違法賭博、脱税、ステマ、反社交流』といったものと同等、あるいはそれ以上の暴露を食らう危機はもう目前に迫っている状況と言えるでしょう」(メディアコメンテーター)
『キンキーブーツ』再々演は、ガーシー砲をかいくぐり無事に初日を迎え、千秋楽まで完走することができるだろうか。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動