日本ハム清宮幸太郎選手の劇的サヨナラ弾で幕を閉じたマイナビオールスターゲーム2022第1戦。
日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督は試合後に自身のインスタグラムを更新し「オールスターMVP受賞 清宮幸太郎君 おめでとう」「あそこで回ってくる星をモッてる選手 あそこで打てる実力がある選手 彼の人生において大きな自信となった1日になったはず インタビューのやったぜ は笑いました!!」「ダイエットさせてなかったらレフトフライだった説!!」と興奮と歓喜の入り混じった様子を見せた。
ツイッターでも清宮選手関連ワードが複数トレンド入りするなどし、大成功のオールスターとなったかに見えたのだが……。
「全セを率いたヤクルト高津臣吾監督の投手起用に対しては、かなりの数の批判が集まっていますね。
この日、セ・リーグで登板した投手は阪神の青柳晃洋、巨人の戸郷翔征、ヤクルトの高橋奎二、DeNAの伊勢大夢、阪神の湯浅京己、広島の森下暢仁の6人。
リリーバーの伊勢投手、湯浅投手は各1イニング。エース級の先発陣である青柳投手、戸郷投手、森下投手は各2イニングを任された中、ヤクルトの高橋投手だけは1イニングという起用。
おまけに他の投手が30球前後を投じているのに対し、高橋投手はわずかに9球だけ。
さらに、青柳投手は中3日、森下投手は中2日での登板ながら2イニングで30球前後を投げていたのに、高橋投手は中5日にもかかわらず省エネさせたということで『高津監督の露骨な他球団潰しが目に余った』『ヤクルトのセ・リーグ制覇は揺るぎない状況なのに、こんな分かりやすい酷いことをするんだとガッカリしました』『何を高橋奎二だけ労わってんの高津は』といった声が出ている状況なんですよ」(スポーツコメンテーター)
ヤクルトのセ・リーグ首位独走の陰には、高津監督の徹底した勝利へのこだわりがあるということなのかもしれない。
(文/潮崎達至)