一昨年7月に急逝した俳優の三浦春馬さんが18日、三回忌を迎えた。
多くのファンがあらためて追悼、哀悼のコメントをSNSなどで数多く投稿している状況である。
これとは対照的なのが、三浦さんが所属する芸能事務所・アミューズの動向で、7日に273館という新作映画並の規模で開催された、三浦さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)の「七夕上映会vol.2」について事前、事後を通じて一切の告知ナシ。
さらに、三回忌当日の9時半時点でも、アミューズの公式サイトや“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントであいさつ文を掲載するといった動きも見られない。
「アミューズは、三浦春馬さんの急逝以降、折に触れて『春馬くんは大切な家族』というニュアンスの発言をしてきました。
しかしながら、大切な家族を支持し続けてきた多くの人が求める『急逝当日や前日の時系列の公開』に応じることなく、断固として死亡時刻以外は曖昧なままにし続けるという極めて不可解な対応を取り続けています。
その結果、陰謀論や過剰な憶測がまことしやかにささやかれる、いえ、叫ばれる状況が2年以上続いているのですが、その責任が自らにあることを認識していないかのような振る舞いを続けている状況なんです。
せめて、時系列を明らかにし、コロナ禍もあって開催が見送られた“お別れの会”をあらためて開催する、あるいは献花台を設置する、こうした動きが見られれば状況は大きく変わるのではないかと思うんですけどね」(メディアコメンテーター)
ファンを大切にしてきた三浦さんが取ったであろう対応を、アミューズが踏襲してくれることを今も多くのファンは待ち望んでいるのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)