先の参議院選挙で比例当選を遂げた暴露系YouTuberの東谷義和さん。
綾野剛さん、城田優さん、新田真剣佑さんの3人を筆頭に、数々の芸能人の「裏の顔」を白日の下に晒すことで支持を集めていた東谷さんだが、選挙戦においては必ずしも勝てる状況にはなく、当落線上にいるという見方が大勢を占めていた。
そんな東谷さんに、選挙戦の中盤から終盤にかけて大きな追い風が吹いた。
日本有数の資産家で楽天グループの会長兼社長である三木谷浩史さんが、奇しくも東谷さんの背中を押すことになった。
きっかけは、6月26日にインスタライブで東谷さんが「某企業のM社長が、戦争で大変な状況にいるウクライナの女の子ばかりを集めてパーティーを開催していた」と語ったこと。
この時点ではM社長が誰なのか特定されていなかったのだが、三木谷さんが「何が言いたいの?ウクライナの人が戦争で苦しんでるときに、戦争を忘れてあげようと思ってパーティしちゃいけないの?ハイエナか、お前は」「ドバイに逃げて何偉そうなこと言ってるの」と明らかに東谷さんがターゲットと見られるツイートを連投。これにより、「M社長=三木谷」との見方が定まってしまったのである。
これを受け、東谷さんは「特に未成年の白人女性が大好き」「飲酒させたり淫行したりやりたい放題」「六本木を中心に港区には“三木谷ルーム”という秘密のVIPルームがある。そこには、木原誠二官房副長官など各界の大物を招いていかがわしいパーティーをたびたび開いている」「モデルの西村美柚に対し激しいストーカー行為をしていた」といった三木谷さんに関する暴露を連発。従来の支持層とは異なる層をも味方につけ、東谷さんは見事に当選を勝ち取ったというワケだ。
そんな東谷さんの後見人三木谷さんに関し、15日発売の「実話BUNKAタブー」(コアマガジン)はさらなる深掘りをしている。
三木谷さんの元側近の話として「批判を浴びることに慣れていない“裸の王様”がゆえに、ガーシー砲に自ら飛び込むような形を取ってしまった」「酒を飲むと隠していた“粘着体質”が露見する」といったことも書かれている。
詳細については、ぜひ同誌をご確認いただきたいが、「ガーシーVS三木谷」の戦局はここにきて大きな転換点を迎えていることは間違いないだろう。
(文/森八郎)