暴露系YouTuberの東谷義和さんによるYouTube『ガーシーch』の2件の動画が5日、突如「ポリシー違反」に当たるとして強制削除された。
対象の動画はそれぞれ「【Twitter凍結の闇】Twitter Japanと楽天の関係」、「楽天×自民党×トライストーンのトライアングルとベネフィット・ワン Twitter Japanとの癒着」というタイトルのもの。
先日、東谷さんは『ガーシーch』生配信の中で、複数の動画に対してYouTubeから「注意喚起」が一斉に来ており、ほとんどが綾野剛さんに関連する動画であることを告白。対象の動画についてはいったん非表示とすることで対処するとしていた。
だが、今回強制削除された動画に関しては「事前の警告や注意喚起がなかった」という。
「今回、2件の動画が強制削除された理由は『嫌がらせ、いじめの禁止というYouTubeポリシーに違反している』というもののようですが、当該の動画が『ガーシーch』の他の動画や、あるいは他のYouTuberらが投稿している動画と比べて、嫌がらせやいじめにあたるような要素が多分に含まれているとは到底感じられませんでした。
おそらく、動画を見ていた方には同じように感じている方が多いのでしょう。『明らかに不自然。と言うか、動画で耳が痛いことを言われた楽天の三木谷浩史とか、自民党の木原誠二官房副長官とか、トライストーン・エンタテイメントの山本又一朗とか、ツイッターの笹本裕とか、ベネフィット・ワンの白石徳生とかがあれこれ圧力をかけて、動画が削除されるようにしたんでしょ』といった見方が多くなっていますね。
また、『そうまでして急いで削除しないといけないってことは、動画で語られていた内容が真実ですって言ってるようなものですよ』といった声も聞こえてきています」(メディアコメンテーター)
財力や権力があれば、意のままに言論封殺ができてしまうということなのだろうか。
ただ、様々なプラットフォームが溢れているネット全盛のこの時代において、不自然な動きはかえって圧力を強く意識させ、民意を奮い立たせる燃料になるだけのようにも思うのだが。
(文/吉良栄蔵)