綾野剛さん主演で芳根京子さん、榮倉奈々さん、反町隆史さん、高橋克実さん、増田貴久さん、中川大志さん、岡崎紗絵さん、生田絵梨花さんといった豪華ラインナップが脇を固め、さらにサッカーに関連するストーリーということで監修に元日本代表の大久保嘉人さんを招聘するなど、盤石の体制で臨む新日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)。
いよいよ初回放送まであと2日と迫っているが、24日「フライデーDIGITAL」(講談社)が“ガーシー砲の影響?「綾野剛主演ドラマ」が異例の6月放送の裏事情”の見出しで記事を掲載。
7月期ドラマを6月から放送開始するという異例のスケジュールの裏には、ガーシーこと暴露系YouTuber・東谷義和さんによる綾野さんに関する「未成年飲酒・淫行、暴力、違法薬物」といった黒い疑惑の暴露が多分に影響しているのではないか、スポンサー離れが加速する前に放送スタートする強硬策をとったのではないか、放送回数の短縮もあるのではないかと放送業界で言われているという。
この噂についてフライデーがTBSに質問状を送ったところ、「9月開催予定だったアジア大会の放送を想定して、従前から、6月スタートを予定していました。一部のスポンサーが自社のCMを流さないように要請したのではないかということ、放送回数の短縮を検討しているのではないかということについては事実無根」との回答があったとのこと。
「現状では、TBSとしてもそう回答しておくより他にないというのが本音だと思いますよ。
何せ、ガーシーさんと綾野さんおよびトライストーン・エンタテイメントとの全面対決は全く決着がついていませんし、まだまだ落とし所を探るような段階にもなっていません。ガーシーさんはさらなる追撃として『綾野剛の薬物に関する証拠を集めている。きちんと綾野剛やトライストーンがファンへの謝罪や説明をせず、自分への抵抗を続けるなら近くそれを公開する』とも予告しています。
ガーシーさん自身が『放送開始は止まらないだろうが、途中での打ち切りはある』とも不敵に語っていましたし、TBSとしては引き続き戦々恐々としている状況は変わらないのではないでしょうか」(メディアコメンテーター)
1年以上前から準備を進め、多額の資金を投じて作られる連続ドラマ。この段階になって、放送中止や途中打ち切りとなれば大ダメージを受けることになることは確実だろう。
『オールドルーキー』が完走できるのかどうか、様々な意味で大きな注目を集めることになりそうだ。
(文/永野正道)