尾瀬木道でのトラブルNHK「謝罪」も…三浦春馬、城田優「処遇」や受信料で見える「傲慢」体質 | The Audience
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尾瀬木道でのトラブルNHK「謝罪」も…三浦春馬、城田優「処遇」や受信料で見える「傲慢」体質

The Audience

 NHKの林理恵メディア総局長が22日、定例会見にて福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる尾瀬国立公園で撮影を行っていた同局スタッフが、同公園内の木道において一般客の通行を妨げたとして批判を集めた問題について謝罪した。

 林氏は「よい季節になって水芭蕉が見頃のこの時期に、遠方からも足を運ばれたと思う。ロケによってそれが遮られてしまった、不快に感じられることになってしまった、ご迷惑になってしまったなら、本当に申し訳ないことだと思う」「尾瀬を堪能できるよう尊重できるマナーがあったと思う。反省も含め、今後の番組作りに生かしていきたい」「(ロケなどで協力を要請する際には)ご迷惑をおかけすることはあってはならない」と語った。
 
 「9日に発生したトラブルについて謝罪までに2週間弱を要したことに批判の声がありますね。
 
 それでも、謝罪せずダンマリ&スルーとはしなかった点については一定の評価はできるでしょう。
 
 ただ、問題のロケで制作した番組が放送されたのは19日。放送後になってからしっかりとした謝罪をしたという点には疑問を禁じ得ません。本来、放送前に十分な説明と謝罪をし、理解を求めたうえで放送日を迎えるべきかと。
 
 NHKは受信料に対する考え方や徴収の方法などに、かなり不満を訴えられていますし、前クールの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に詐欺、脱税、違法賭博といった反社会的行為、そして反社会的勢力との交流疑惑が浮上した城田優さんを起用し続け『おかしいのではないか』『然るべき説明や謝罪を』との声にも『番組出演の前に反社チェックなどの書類にサインしてもらっているから問題ない』というかなり無理のある言い訳を提示し顰蹙を買いました。
 
 また、2005年に放送された本仮屋ユイカさん主演の連続テレビ小説『ファイト』で本仮屋さん演じる主人公・木戸優とは中学時代からの同級生という役どころで出演した三浦春馬さんを『NHK放送史(アーカイブ)』のページに掲載しておらず、この点にも一定数の疑問の声がありますが何ら説明しないという姿勢を取っています」(メディアコメンテーター)
 
 公共放送だからこそ傲慢とも言えるかもしれないが、本来、公共放送が傲慢であってはならないだろう。
 
 今回の一件を「今後の番組作りに生かす」程度ではなく、社員への教育を含め会社の在り方にまで生かしていただかないと、多くの視聴者から支持を得られないのではないだろうか。
 
(文/窪田翔吾)