16日に『報道ステーション』(テレビ朝日系)で生放送された、7月投開票の参議院選挙へ向けた「党首討論」で、MCの大越健介さんがNHK党の立花孝志さんの発言が「テーマに沿っていない」と断じ、強制的に発言を止めるという事態が発生。
生放送での衝撃の場面は、ネットを中心に「放送事故」と話題になった。
同日、『news23』でも「党首討論」が行われ、ここで立花さんは名前を伏せてはいたものの、明らかに俳優・綾野剛さんに関するスキャンダルを追及していると分かる発言をし、同放送は収録だったため一部がカットされるという扱いを受けていた。
「テーマに沿っていないとも取れる立花さんの発言について賛否両論が渦巻いている状況ですが、発言がテーマに沿っていたかどうかの議論はさておき、選挙前の党首討論は言わば『政見放送に限りなく近いモノ』。
奇天烈な内容を言っていようとも発言を遮ったり、一部発言を編集していいものではないはずです。きちんと各党首に平等に発言の時間を与え、その発言をもとに有権者が投票活動で是非を示せばいいことなんですから。
こうも大手メディアは傲慢なんだということを印象付けるテレビ朝日およびTBSの姿勢だったと言えるでしょう。
また、こうして大手メディアが『言論封殺』や『情報操作』をしているということが白日のもとに晒されたことで、『三浦春馬さんの天外者が七夕上映会vol.2を実施すると公表しているのに、1つのメディアも報じない状況と、今回のNHK党・立花さんに対するテレビの対応は通じるものがあると思う』といった声も聞こえてきていますね」(メディアコメンテーター)
政治に圧力をかけ情報操作をするテレビ局など大手メディアなら、芸能界にも様々な働きかけをしていると考えられるのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)