小栗旬さんが主演、脚本を三谷幸喜さんが務めるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第20話が22日に放送され、菅田将暉さんが演じてきた源義経の最期が描かれた。
放送を前に「女性自身」(光文社)は、三谷幸喜さんの描く義経像は独特のテイストがあり、これを演じるにあたり菅田さんは「三浦春馬さんに大河の話を聞きたかった」と周囲に漏らしていたことなどを報じていた。
「一昨年7月に急逝した三浦春馬さんですが、どういうわけかメディアも共演者や関係者なども三浦さんの名前やエピソードを語ることに制限がかかっているような印象を受けます。
交流が深かったとされている方々も、多くは口をつぐんでいるような状態にあるんですよね。
そんな中にあって、菅田将暉さんは昨年8月にも『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)に出演した際、『1番刺激を受けた俳優』の1人として三浦さんの名前を挙げていました。
今回の大河の現場でも菅田さんは、自然と三浦さんの名前を挙げて思い出や敬意を語っていたようですから、三浦さんのファンからは『胸がいっぱいになる』『本当に春馬さんを尊敬していたからこその言葉』といったコメントが聞こえてきていますよ」(メディアコメンテーター)
三浦さんから受け継ぎ、引き継いだものを胸に、これからも菅田さんは様々な役でその存在感を発揮し続けることだろう。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている