山口県阿武町で起きた、4630万円の誤送金について男性が返金を拒否し続けている問題。
町は男性が返金要求に一向に応じず、連絡もつかなくなったことで、4630万円に弁護士費用などを加えた5100万円あまりの支払いを求める訴えを起こした。
訴状が公開されたことで、男性の氏名が「田口翔」氏であることや町内の居住地住所も明らかにされている。
だが、田口さんの弁護士は「金を使い切っているため返還不可能」「全額をネットカジノですった」と説明。これに対し、阿武町の花田憲彦町長は「はい、そうですかと断念はできない」として、今後も回収に向けて動いていくと表明した。
この件に関し、「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が18日“4630万円返還拒否男は「大麻常習犯だった」”の見出しで記事を掲載。
詳細については、同電子版または19日発売の「週刊文春」にてご確認いただきたい。
「田口翔さんがそもそも阿武町に移り住んだのは、それまで購入、常習し『大好き』と語っていた大麻を自分で栽培する目的があったという見解を文春は記していますね。
誤って振り込まれたものだと分かっている4630万円を、使い込んだということでも民事だけでなく刑事でも訴追を受ける可能性が取り沙汰されていますが、大麻を所持し、さらに栽培しているとなれば、問答無用で逮捕案件でしょうから、今後の展開が注目されるところです。
また、『4630万円を、その辺の24歳の兄ちゃんが数週間で全額ギャンブルで使い切るなんてありえないと思ってたけど、その歳で大麻栽培するような人なんだったら急に現実味増したわ』といった声も聞こえてきていますよ」(メディアコメンテーター)
一連の騒動の発端は、阿武町の杜撰な振込管理によるもの。
通常であれば阿武町に対する批判も高まりそうなところだが、誤送金を受けたのが田口さんだったことで、ある意味良かったのかも?
(文/二宮誠司)