俳優の渡辺裕之さんが3日昼頃、自宅地下にあるトレーニング器具や趣味のドラムセットなどが置かれたプライベートルームにて縊死したという。
渡辺さんの所属するユニコンと業務提携するワイケーエージェントが連名で、そして渡辺さんの妻で女優の原日出子さんが所属するアルファエージェンシーが5日発表した。
葬儀については密葬というかたちで執り行うとしている。
「日々のトレーニングで若々しい姿を保ち、爽やかな表情が印象的だった渡辺さんのあまりにも突然の最期ということで、各方面に大きな衝撃が走っていますね。
また、各事務所が記した“縊死”というのは首を吊って死ぬことを指す言葉です。自殺や自死という表現を避けるために選んだのかもしれませんが、かえって残酷な印象を感じるという声もありますよ。
それから、渡辺さんの密葬のタイミングに注目する声もあります。5日に発表した内容からは、『これから執り行う』というニュアンスが伝わってきますし、報道からも渡辺さんの密葬が執り行われるのは6日以降のことだと思われます。
一昨年7月に急逝した三浦春馬さんの場合は死亡日時が7月18日14時10分でしたが、密葬が執り行われたのは7月20日のことでした。
一昨年9月に急逝した芦名星さんは9月14日に死亡が確認され、18日に葬儀が行われていますし、同じく一昨年9月に急逝した竹内結子さんの場合は9月27日に亡くなり30日に葬儀が執り行われました。
昨年12月に急逝した神田沙也加さんの場合は12月18日の逝去で葬儀は21日でした。
渡辺さんの場合も、これまでに入っている情報からは、急逝から3日以上経過しての密葬となりそうですから、三浦さんのケースが極めて速いという指摘が出ています。
しかも、三浦さんの場合も『自殺にみせかけた他殺』の可能性が疑われるなど慎重な調べが必要な状況だったわけですし、亡骸との面会を希望する近親者や関係者が最後の別れをするための調整も必要だったでしょうから、急逝の2日後に火葬まで済ませたという点にはあらためて疑問を感じるという声が多くなっていますよ」(メディア記者)
渡辺さんのご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、このような悲しいニュースが今後減っていくように業界をあげての環境改善などの対策に期待したい。
(文/窪田翔吾)