俳優の渡辺裕之さんが3日、神奈川県内の自宅で「縊死」したと、渡辺さんの妻で女優の原日出子さんが所属する「アルファエージェンシー」が公式サイトで発表した。
渡辺さんは地下にあるトレーニングルームで倒れていたという。
アルファエージェンシーは「あまりに突然の出来事に、弊社・原日出子は呆然自失としており、現在、皆様に何かお答えできる状況にございません。心の整理がつきましたところで、改めて皆様にコメントを出させて頂きます。マスコミの皆様におかれましては、ご家族のご心情にご配慮頂き、取材等はお控え頂けますよう、切にお願い申し上げます。尚、葬儀に関しましてはご家族との相談の上、密葬というかたちで執り行わせて頂きます」としている。
「アルファエージェンシーが『死去』や『急逝』といった表現でなく、あえて『縊死』という言葉を使っていますので、首吊り死をしていたということでしょう。
今後、詳しい状況が報告されるのではないかと思いますが、『自殺』の可能性も含めてしっかりと調べが進み、同じような悲しい出来事が繰り返されないことを願いたいですね。
『縊死』ということで、一昨年に立て続けに急逝した三浦春馬さん、芦名星さん、竹内結子さんらを想起するという声が出て来ています。
わずか1~2年の間に、こうも続くというのはやはり不自然な印象もありますよね…」(メディア記者)
66歳ながら鍛え上げられた身体をキープし、ごく最近も元気な様子を見せていた渡辺さんのあまりにも突然の最期。多くの方が大きな衝撃と悲しみに包まれている。
今はまず、渡辺さんのご冥福を心よりお祈りしたい。
(文/門田智之)