コーチによる部員への暴力が明らかとなり、大きな騒動の渦中にある熊本県の秀岳館高校サッカー部。
25日朝、同部の段原一詞監督が日本テレビ系の情報番組『スッキリ』に生出演。涙ながらに謝罪をし、生徒の心のケアやネットリテラシー研修について語っていた。
ところが、この生放送からほどなくして、22日朝に段原監督がサッカー部員に対し、「暴行を受けた生徒は被害者だが、暴行動画を撮影したり拡散したりした生徒は加害者」「監督である自分も被害者」「友人の弁護士に被害を報告して、加害生徒に対して訴訟したらどうする?」といった趣旨の発言をしていた音声がネットに拡散。
テレビで殊勝に語るウラで見せていた段原監督の行動について、多くの非難の声が集まっている。
コーチの暴力に対する監督責任だけでも十分だったと思われるが、生徒に対する脅迫や恫喝が明らかとなった以上、段原監督は辞任を免れることはないのではないかと見られている。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中