段原一詞監督「とんだ嘘つき」生徒を脅迫、恫喝…秀岳館高校サッカー部の“闇”の象徴 | The Audience
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段原一詞監督「とんだ嘘つき」生徒を脅迫、恫喝…秀岳館高校サッカー部の“闇”の象徴

段原一詞監督「とんだ嘘つき」生徒を脅迫、恫喝…秀岳館高校サッカー部の“闇”の象徴
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 熊本県八代市にある秀岳館高校サッカー部のコーチによる部員への暴行。

 その様子が動画で拡散されたことで、様々な問題が芋づる式に明るみとなってきている。
 
 大人が誰1人出てこない、生徒11人だけが顔を出して謝罪する動画や、この動画削除にあたって「学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました。あくまでも今回の動画は自分達サッカー部員の有志が考え行動したことになります」との経緯説明もかなりの違和感を覚えるものだった。
 
 そして、25日午前中に同校サッカー部の段原一詞監督が、情報生番組『スッキリ』のスタジオに生出演し「すべて子供たちの自主性に任せているとはいえ、すべて僕に責任がある。申し訳ありません」と謝罪をしていたものの、22日に生徒を集め「今回のことに関する被害者は暴力を受けた生徒」としながら、「(暴行の動画撮影と拡散をした)2人の生徒は加害者だ、俺たちに対する」「でも完全な被害者はたぶん俺だけ」「俺の仲間の弁護士に、俺が被害を受けたって訴えたらどうする」などと語っていた音声が流出する事態に。
 
 「音声の中で、段原監督は生徒の名前をニックネームで呼ぶなどしていますから、この音声がフェイクである可能性は非常に低いかと。
 
 全国放送で謝罪をしていましたが、その裏で生徒を脅迫してわけですから、秀岳館サッカー部は然るべき説明を行い、指導者の刷新をしたうえで出直す必要があるのではないかと思いますよ」(スポーツコメンテーター)
 
 闇が深すぎるだけに、徹底した原因究明と体制変更が求められるとともに、生徒たちの心のケアにもしっかりと注力してもらいたいものである。
 
(文/福島秀明)