6日、歌手で俳優の黒沢年雄さんが「幸せ…不幸せ…幸福。」というタイトルのブログを公開した。
黒沢さんと言えば、元日に「紅白歌合戦は理解に苦しむ最悪の歌番組だった」「殆ど知らない曲が大ヒット」「ヒット曲はその時代を反映し思い出に浸る…郷愁が全く無い…」など、昨年末の紅白に対し容赦ない感想をブログに綴り、一部では「老害」と呼ばれるなどしていた。
リモートでのスペシャルゲストとして紅白に出演した北島三郎さんの「若い人もいい詩を書いたり素晴らしい歌声だねえ」「僕の若い頃は日本に向けて歌ってたが、今の若い人は世界に向けて歌ってるんだ」などのコメントととの比較もされていた。
今の歌をゆっくり聴いてみた
「6日にアップしたブログは、元日のブログ炎上を受けて、やや心変わりしたのではないかと思わせる内容になっていますよ。
『改めて…昔の歌と今の歌をゆっくり聴いてみた…。』と綴っていますので、こき下ろした最近の流行曲も、敬遠するのではなくじっくりと聞いてみたのではないかと思います。
ブログ冒頭で『幸せいっぱいの人達を観ると此方も幸福になる。』としつつも、『幸せの歌より不幸せな歌の方が心に沁みる…。』『人間の心は裏腹なのかも知れない…。』『心に沁みるが…元気が出ない…。』と語っていて、必ずしも過去の歌が良いとは思っていない様子が感じられます。
そして、『個人的にはROCKが好きだ!元気になるしウキウキする』と結んでいますね」(メディア記者)
結局、昨年末の紅白の何がそんなに気に入らなかったのだろうか。一時的にイライラしてしまったのかもしれない。
今はロックが好きなことだけは確かなようだ。
(文/窪田翔吾)