10日に千葉のZOZOマリンスタジアムで行われた「ロッテ - オリックス」の一戦で、ロッテの佐々木朗希投手が史上最年少となる20歳5ヶ月で完全試合を達成。
1994年に巨人の槙原寛己投手が達成して以来、実に28年ぶり。これまでの最年少記録は1960年に大洋ホエールズ(現・横浜DeNA)の島田源太郎投手が打ち立てた20歳11ヶ月だった。
また、佐々木投手は1試合19奪三振の日本タイ記録をマーク。さらに、13者連続奪三振はメジャーリーグの10者連続をはるかに超える世界記録達成となった。
「昨年、一昨年と2年連続で首位打者。さらに、昨年は最高出塁率を獲得し、現役選手の中では最も三振を奪いづらいオリックスの吉田正尚選手を相手に3打席連続三振を奪いましたからね。
また、長距離砲はそこまで多くないものの、コツコツと当てることができるいやらしい選手の多いオリックス打線を相手に達成したというところに凄みが凝縮されていると思います」(スポーツコメンテーター)
本来ならこんな希望を口にするのは失礼かもしれないが、佐々木投手には近い将来、日本新記録となる1試合20奪三振以上を達成してもらいたい。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している