一昨年12月の封切りながら今なお上映が続いている、超ロングランヒット映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)。
5日には、主演・三浦春馬さんの誕生日を記念し、「春の特別上映」として全国311館にて一斉上映が行われた。
この5日のデイリー興行収入において『天外者』は、先日の「第94回アカデミー賞」で国際長編映画賞を受賞した西島秀俊さん主演『ドライブ・マイ・カー』(配給:ビターズ・エンド、監督:濱口竜介さん)、作品賞と助演男優賞(トロイ・コッツァーさん)を受賞した『コーダ あいのうた』(配給:ギャガ、監督:シアン・ヘダーさん)などを抑えて6位(興行収入を見守りたい!調べ)にランクイン。
また、同日のランキングの11位には三浦さん最初の主演映画『森の学校』(配給:森の学校上映委員会、監督:西垣吉春さん)が入った。
「三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』と最初の主演映画『森の学校』が、どちらも11位までにランクインしましたね。
あらためて、三浦さんの人気の高さを感じますし、繰り返し『天外者』の一斉特別上映が行われたり、20年近く前に封切りとなった『森の学校』の再上映が各地で行われたりする状況にも頷けます」(メディア記者)
『天外者』は今回の特別上映実施前の時点で興行収入9億円を突破しており、大掛かりな広告宣伝がない中では異例となる10億円の大台突破が目前となっていた。
果たして、大台達成となったかどうか、今後の発表にも注目が集まる。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き