8日、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第112話となる最終話が放送された。
これまで「語り」とオープニングで紹介されてきた城田優さんは「ウィリアム・ローレンス」の役名で登場。
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが演じた3世代ヒロインによる100年に渡る物語は大団円を迎えた。
「物語全体が、実は川栄李奈さん演じる“ひなた”と城田優さん演じる“ビリー”によるラジオ英会話になっているという、非常によく作られたものでしたね。
随所にちりばめられた伏線の回収も実に見事で、最後の最後に、ひなたとビリーの今後を想起させて終わるという美しいフィナーレでした。
それもこれも、城田さんが詐欺、脱税、ステマ、違法賭博、反社会的勢力との交流、女性トラブルなどの問題を指摘されていなければ、より多くの人に満足してもらえたんでしょうけどね。
残念ながら城田さんに突き付けられた疑惑は、城田さん自身が何の釈明もしていない状況ですので、『反論や釈明がないのは認めたってこと』という見方が強まっており、『そんな人物を起用し続けたNHKの方針はおかしい』という声が数多くあります。
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが本来得られたはずの評価が、幾分霞んでしまう可能性もありますし、何よりも『カムカムエヴリバディ』が再放送される可能性がこのままではかなり低いでしょうからね。
『主役の3人が可哀想』『結局、真の主役は城田優だったってことでいいですかね』といった指摘が出ています」(メディア記者)
感動の物語に水を差すどころか、たっぷりと泥を塗った城田さんの罪は非常に大きなものではないだろうか。
(文/江口のりお)