元TBSアナウンサーで現在はフリーとなっている安東弘樹さんが3日、『7.2 新しい別の窓』（ABEMA）に出演。
TBS退社の理由は激務で「これ以上やったら死んじゃうと思った」と回顧した。
多くの社員が、アナウンサー業務などの現役をほぼ退いた中で行う、後輩社員のマネジメント業務。これを、安東さんの場合はアナウンサーとしてレギュラー番組を4～5本持つ状態で掛け持ちさせられることとなり、毎日午前4時まで寝られない状態が7年も続いたという。
「多くの企業で、年齢や経験を重ねることで最前線の業務ではなく、後進の育成であったりサポートであったり、そうした将来の会社の基盤づくり業務へと移行していくのが一般的ですよね。
TBSほどの大企業であれば、なおさらそうだと思うのですが、まさかアナウンサー業務と育成業務をかなりの分量で兼業させていたとは、非常に驚きですよ。
今回の安東さんの告白を受け、『完全なるブラック体質』『誰かが死んだり、体調やメンタルに支障をきたすレベルにならないと気付けないのかよ』と厳しい声がTBSの内情に対して飛んでいます。
また、『三浦春馬さんのカネ恋で明らかにおかしな演出しまくってたのもTBSだったな』『TBSはMISIAを乗馬中に骨折させておいて責任逃れしようとしてましたもんね』など、たびたび聞かれるTBS関連のトラブルについてもあらためて指摘する声が出てきています」（メディア記者）
TBSには「働き方改革」という考え方が存在しないのだろうか。
（文／梅林隆介）