本田圭佑“酷使”で「壊れる」の声…コーチでも監督でも元エースのアノ男が元凶か | The Audience
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本田圭佑“酷使”で「壊れる」の声…コーチでも監督でも元エースのアノ男が元凶か

本田圭佑“酷使”で「壊れる」の声…コーチでも監督でも元エースのアノ男が元凶か
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 29日にヤクルト戸田球場で行われた「ヤクルトスワローズ-西武ライオンズ」のファーム公式戦は、延長11回裏に太田賢吾選手のタイムリーヒットが飛び出し、ヤクルトが2-1でサヨナラ勝利を上げた。

 ロースコアでの息詰まる投手戦は、ヤクルトのサイスニード投手、西武の本田圭佑投手の両先発の好投から始まった。
 
 そして、5回を投げきったところでマウンドを降りたサイスニード投手に対し、本田投手はなんと11回裏のサヨナラ負けの瞬間までマウンドに立ち続けたのである。
 
 「だいぶ以前のプロ野球や一昔前までの高校野球ならいざ知らず、2軍とは言え現代のプロ野球で11イニングを投げさせるとはどういうことなんでしょうかね。
 
 投げすぎによる怪我の確率上昇、他の投手を試さないことによる戦力底上げの先延ばしなど、様々な問題があると思いますよ。
 
 球数がまだ120球くらいだったのであれば11イニング投げさせてもいいかもしれませんが、最終的に150球以上を本田投手は投じました。
 
 1軍のペナントレース終盤の大事な試合で、『お前で負けたら仕方ない。お前と心中する』みたいなエースピッチャーが投げているときであれば、そんな場面に出くわすこともあるでしょうけど、シーズンが始まったばかりのこの時期に、育成が主な目的のファームの試合で選手を危険に晒すような起用をすることに全く理解ができません。
 
 今シーズンから西武ライオンズの2軍監督となった西口文也さんは、現役時代にノーヒットノーラン未遂を3度、そのうち1度は完全試合未遂、通算勝利数も182を数える歴代の名投手でした。
 
 ところが、昨年までは1軍投手コーチとして不可解な起用や将来有望な投手を育てられないという残念な部分が露呈。今シーズンから2軍監督となりましたが、ある意味で左遷ではないかとも見られています。
 
 そんな中で、若手投手の将来を見据えられない起用が早速飛び出したとあって、西武ファンからも『こんな使い方したら本田が壊れる』『投手出身なのに今の投手の育て方を全く理解してないのでは』『西武にノーコンが多いのは、こいつが元凶だろ』など多くの疑問の声が漏れてきていますよ」(スポーツコメンテーター)
 
 1軍、2軍ともにシーズンは始まったばかり。
 
 できるだけ怪我人が出ることなく、各チームが充実したシーズンを過ごせることを願いたい。
 
(文/有村和巳)
 
 ~ライター略歴~
 静岡県出身
 大学までは野球部で白球を追いかけていた
 今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している