木村拓哉さん主演のスペシャルドラマ「教場Ⅱ」(フジテレビ系)の世帯平均視聴率は前編(3日放送)が13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、後編(4日放送)が13.2%だったことが分かった。
2019年1月4~5日に放送されたドラマ『教場』では15.3%、15.0%と高視聴率を記録しただけに少し目減りした印象もあるが、十分に高い数字を残したと言えるだろう。
※以下、一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
「視聴率推移でも注目が集まりましたが、昨年10月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(轢き逃げ)の疑いで逮捕された伊藤健太郎さんが演じていた役が、『人を轢く』という事件を想起させるキャラクターということで、代役として出演したジャニーズWESTの重岡大毅さんの演技にも注目が集まりました。
『飛び降り自殺』を図る役
重岡さんの演技に対しては『演技サイコー』と言う声や『悲熊とのギャップがありすぎ。ザ・カメレオン俳優!』など12月に放送された『悲熊』(NHK総合)での着ぐるみ姿を引き合いに出すコメントも多く見られましたよ。
個人的に一番びっくりしたのは、当初伊藤さんが演じていたのが、『人を轢く』役という事前情報は得ていたのですが、まさかそれを苦にして『飛び降り自殺』を図る役だったことです。
重岡さんの演技が素晴らしかったですので、もはや伊藤さんでなくても問題なかった、むしろ重岡さんで良かったとさえ思っていますよ」(メディア記者)
エンドロールの後に描かれた、木村さん演じる風間教官の右目の秘密。
『教場Ⅲ』の制作を予感させる描写だっただけに、早くもネット上では「続編がいつか分からないけど楽しみ」など期待する声が多く出ている。
続編制作があるのか、あるとすればどんな展開となるのか、フジテレビの今後の発表に注目したい。
(文/スコッティ角筈)