三浦春馬さん「名誉を守る」死後半年を前にアミューズ黙して語らぬワケ | The Audience
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三浦春馬さん「名誉を守る」死後半年を前にアミューズ黙して語らぬワケ

三浦春馬さん「名誉を守る」死後半年を前にアミューズ黙して語らぬワケ
The Audience

 昨年7月18日に急逝した俳優の三浦春馬さん。

 現在公開中の『天外者』(配給:ギグリーボックス)では主演を務めており、最後の主演映画として大いに話題となっている。
 
 すでに没後170日を過ぎ、あと2週間ほどで半年が経過することになる。
 
 ただ、今もなお多くのファンはいくつかの疑問を抱えており、所属事務所のアミューズがこの疑問に対する答えを語らないことで、一部では過剰な憶測やデマが発生しており、それらは収束する気配を見せていない。むしろ加熱してきているほどである。
 
 12月16日に公開された、「論座」(朝日新聞社の言論サイト)でのフリーライターで映画ジャーナリストの林瑞絵さんによる「三浦春馬の夢を叶えなかった日本のエンターテイメント界」と題された記事にあらためて注目したい。
 
 記事の中では、仕事熱心で本物志向の三浦さんと日本のエンターテイメント界はきっと肌が合わなかったであろうこと、肌の合わない中で主導権はエンターテイメント界や所属事務所にあるため三浦さんに「やりたいことができる環境」はかなり限定的だったのではないかと思われること、ドラマ『おカネの切れ目が恋の始まり』(TBS系)での不可解な演出や最終話での三浦さんへの追悼テロップの軽さにショックを受けたこと、かつてインタビューで笑いながらではあるものの三浦さんが「僕にプライベートはありません」と答えていたことなどが綴られている。
 
 これに対し、以前取材したメディア記者はこのようにコメントしていた。
 
 「おそらく三浦さんの所属事務所であるアミューズや日本のエンターテイメント界全体の志向に対して感じたことを正直に綴ったのだと思いますが、ミュージカル『キンキーブーツ』にて三浦さんと仕事をした外国人スタッフの敬愛に溢れた追悼コメントと比較して『日本は、ひっそり、だんまり、宣伝絡み……追悼の態度に落差を感じる』とも語っています。
 
 もちろん海外と日本では文化の違いがあります。
 
 日本では多くの場合、人の死に対してそっとしておいたり黙して語らぬという姿勢は美しいとされるところもありますし、実際に私もその美徳を受け入れている部分は多分にあります。

 しかしながら、三浦さんほどの天賦の才をもった方が唐突に自ら死を選んだという状況や死亡当日の時系列に不可解な点があることなどを鑑みれば、これはその美徳を当てはめるケースではないと思うのです。
 
 林さんも指摘していますが、直近までの三浦さんの振る舞いや発言の変化、それから明らかに激ヤセして見えた三浦さんの生前の姿の原因などについて、アミューズは知っていることを開示してくれてもいいんではないかと思いますがね。
 
 それが、唐突な自死という悲しいニュースの再発防止につながる側面もあるでしょうし、三浦さんへの真の意味での追悼となり、三浦さんの名誉を守るためになると私は考えていますよ」
 
 もうすぐ半年が経過しようという中でアミューズが黙して語らぬ姿勢を継続していることで、三浦さんが自死と見られる最期を迎えるに至った理由や経緯への「なぜ?」とともに、アミューズがこの姿勢を継続することに対する「なぜ?」も日に日に大きくなってきている。
 
 果たして、死後半年という区切りまでに、あるいは区切りのタイミングでアミューズが何かを語ってくれるのか、その動向に引き続き注目したい。
 
(文/窪田翔吾)