篠原涼子さん主演、バカリズムさんが脚本の映画『ウェディング・ハイ』(配給:松竹、監督:大九明子さん)が12日より全国公開され好評を博している。
篠原さん扮するウェディングプランナー・中越真帆とともに、物語の主軸を担っているのが中村倫也さん扮する石川彰人と関水渚さん扮する新田遥のこれから夫婦となる2人。
中でも関水さんのヒロインパワーは特筆モノである。
関水さんは、一昨年に相次いで急逝した三浦春馬さん、竹内結子さんにとって遺作となった長澤まさみさん主演『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に、童話『シンデレラ』のようなヒロイン役で出演。
このときもそうだったが、『ウェディング・ハイ』でも結婚式の衣装選びのために何度も着替えを行うシーンがある。
また、『コンフィデンスマン』では涙を誘うスピーチを行うシーンがあるのだが、『ウェディング・ハイ』では結婚式で両親へ向けての手紙をスピーチする感動的なシーンが用意されている。
関水さんに「着替え」と「スピーチ」というファクターをブレンドすれば自ずとヒット映画へと近付く、そんなジンクスが今後生まれる、いやすでに生まれているのかもしれない。
(文/門田智之)