『第45回日本アカデミー賞』の授賞式が11日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で開催され、「最優秀助演女優賞」には『護られなかった者たちへ』の清原果耶さんが受賞した。
最優秀という括りのない新人賞と優秀助演女優賞の2冠を『孤狼の血 LEVEL2』で達成していた西野七瀬さんは惜しくも「最優秀助演女優賞」を逃す形となった。
「秋元康さんがプロデュースするアイドルグループ出身の女優は、これまでに最優秀のアカデミー賞タイトルを獲得したことはありません。
そのため、『西野七瀬ちゃんが秋元先生に新たな称号をもたらすんじゃないか』と期待されていましたが今回はそれが叶いませんでしたね。
西野さんのファンなどからは『七瀬ちゃん良かったのに、最優秀助演女優賞じゃなくてガッカリ』という声が出ています。
一方で『正直、西野七瀬は優秀助演女優賞ですらデキレース。あんな大根演技で錚々たるメンバーと一緒に授賞式会場にいることが失礼だった。だから、最優秀助演女優賞にならなくて本当に良かった』といった具合に安堵の声も非常に多いですよ」(メディア記者)
毎年、不可解な選考が話題となる日本アカデミー賞だが、「最優秀助演女優賞」に関しては比較的物議の少ない選考結果だったようだ。
(文/猫山恭輔)