11日放送の『カムカムエヴリバディ』(NHK)では、今ネットを中心に大きな注目を集めている城田優さんによるナレーション、そしてオープニング内の「語り 城田優」というクレジットも確認できた。
10日には、23日放送の『2022FNS歌謡祭 春 名曲ライブラリー』(フジテレビ系)に城田さんがコメント出演することが発表された。
フジテレビが主催に名を連ねる城田さん主演&演出のミュージカル『カーテンズ』は止まることなく幕が開き続けている。
「何事もなければ、城田さんの現況は華々しい活躍で見事なものだと言えるのですけどね。
城田さんは、今月1日までに親交のあった実業家の東谷義和さんから『超高額レートでの違法賭博』『ダフ屋行為』『脱税』『反社会的勢力とのつながり』『巨額投資詐欺への加担(自身の詐欺被害分を詐欺師に追加詐欺を働かせて回収)』と、これでもかとばかりに暴露されましたので、何事もないとは到底言えないでしょう。
東谷さんは、反社会的勢力とのつながりを認め潔く芸能界を引退した島田紳助さんとも、27年間の親交があると10日の配信で明かしていました。
紳助さんほどの地位を築いた人でさえも、反社会的勢力とのつながりで芸能界を追われたワケです。
今回、城田さんが指摘されたのは反社会的勢力とのつながりだけでなく反社会的行為のオンパレードです。それにもかかわらず、NHKもフジテレビも城田さんを寵愛し続けるのは、一体どんな事情があるのでしょうか。
すでに城田さんが契約していたCMは続々と打ち切りになり、広告代理店では城田さんをヤバすぎて起用できない人材と認定しているようです。
そうなると、企業スポンサーあっての民放局であるフジテレビは、城田さんを使い続けることにリスクばかりつきまとうように思われます。
NHKの場合は、企業スポンサーは存在しませんが、受信料を払っている全ての人がスポンサーだと言えますよね。そのスポンサーの一定の割合が『城田優はNO』と声高に叫んでいるのに、無視し続けるのは一体どういう考え方なのか、正直理解に苦しむところですよ」(メディア記者)
一方では、犯罪など反社会的行為に対しニュース等で厳しい見解を示し、もう一方では反社会的行為の疑惑にまみれた俳優を起用し続ける。
こんな矛盾、ダブルスタンダードをあからさまにテレビが見せていては、視聴者は一気に離れていってしまうのではないだろうか。
(文/中野慎二郎)
~ライター略歴~
東京都中野区出身
演劇&音楽を愛しアーティスト活動を20年に渡り行うも鳴かず飛ばず
2017年より自身の経験と人脈ををもとにフリーライターとして活動