約40日に渡って「トレパク騒動」による炎上が続いている、YOASOBIのキービジュアルを手がけたイラストレーターの古塔つみさん。
古塔さんは2月3日にツイッターで「引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実」としつつも「写真そのものをトレースしたことはございません」「模写についても盗用の意図はございません」「クライアントワークは全てオリジナル」と「トレース」「パクリ」「商用作品にも多数の非オリジナルがあるだろ」との疑惑に反論。
これがますます、火に油を注ぐ結果となり今日まで延焼が続く大きな要因となっていた。
「2月3日に反論をして以来、追加で謝罪や弁明をすることなく残していたツイッターアカウントを、ついに削除したようです。
ダンマリでやり過ごそうとしていたものの、文化庁から三行半を突き付けられ、いよいよ企業や団体からの賠償請求などに備え始めたということでの動きなのかもしれませんね」(メディア記者)
もっと早くに動いていれば、ここまでの延焼にはつながらなかったのではないだろうか。
これまで古塔さん制作のイラストについて特段コメントすることなく利用を続けてきたYOASOBI、ユニクロ、日テレの今後の動向にも注目が集まりそうだ。
(文/川村隆二)