数多の作品に「トレパク」疑惑が指摘され、「実際は中年男性ながら、若い女性だと詐称して未成年女子の自撮り写真を要求していたこと」が発覚している、イラストレーターの古塔つみさん。
YOASOBIやポケモン、ユニクロなどビッグコンテンツとのコラボを数多く手掛けていただけに多方面に影響が及んでいるようだ。
文化庁や一般社団法人アート東京が主催する「Future Artists Tokyo 2022」でも、古塔さんはキービジュアルを担当しており、24日からは「Future Artists Tokyo 2022【モスクワ(ロシア)】」が3月の日本(東京)開催に先立って開幕するはずだったのだが……。
「文化庁やアート東京から公式のスケジュール変更は発表されていませんが、『Future Artists Tokyo 2022【モスクワ(ロシア)】』の会場となっている『キューブ・モスクワ』の公式サイトでは、開幕日が24日ではなく26日に変更されていますね。
変更の経緯は明記されていませんので『ロシアがウクライナ侵攻関連で不安定になっているからか』という声もありますが、『キューブ・モスクワの公式サイトには古塔氏が担当したキービジュアルがどこにも見当たらない。明らかに古塔氏のトレパク騒動が影響して日程変更とキービジュアル削除に至ってるだろこれ』『ロシアにまで影響を与えるなんて、さすがは古塔先生!わふ!』という見方が強まっていますよ」(メディア記者)
20日まで個展を開催していた中国においても、古塔さんのトレパク騒動はネット掲示板で話題に上るなどしている。
世界を股にかけたトレパク騒動は、どのような形で決着を見せるのだろうか。
(文/福田優太郎)