連携協力機関の省庁として、内閣府、外務省、経済産業省、厚生労働省、文化庁、観光庁が名を連ねる「一般社団法人 アート東京」。
アート東京が主催する「Future Artists Tokyo 2022【モスクワ(ロシア)】」が24日、開幕を迎える。モスクワでの開催は3月13日まで。
また、主催に文化庁と独立行政法人日本芸術文化振興会を加えて3月10日から3月13日には「Future Artists Tokyo 2022【東京】」も開催される予定となっている。
「Future Artists Tokyo 2022」のキービジュアルを手掛けているのは、トレパク騒動で世間を大いに賑わせているイラストレーターの古塔つみ氏だ。
「古塔さんのトレパク疑惑およびネカマで未成年女子の自撮り写真を要求していた行為による騒動は、すでに1ヶ月近く経過していますが今なお炎上中です。
『Future Artists Tokyo 2022』のキービジュアルについては、別のイラストレーターが『トレパクされた』と証拠動画を添えて主張している状況ですから、いったん採用された古塔さんのものは使われなくなるのではないかと見られていましたが、特に取消などの発表がないままにモスクワでの開幕を迎えることになりましたね。
ひょっとすると3月10日の東京開催までには取消に関する動きがあるのかもしれません。
また、1月28日にアート東京が発表したプレスリリースでは、『今回のキービジュアルは“Future Art Tokyo(FAT) Collection”にて購入も可能』となっていたんですが、“Future Art Tokyo(FAT) Collection”の作品購入ページに古塔さんが手掛けたキービジュアルは24日時点で見当たりません」(メディア記者)
水面下で様々な調整が行われているうちに、ロシアでの開催初日を迎えてしまったということなのだろうか。
(文/二宮誠司)