いくつもの作品に「トレース」「パクリ」疑惑が浮上し、大半は「パクリで間違いない」とほぼ断定されるなど大騒動の渦中にあるイラストレーターの古塔つみさん。
キービジュアルを手掛けた人気音楽ユニット“YOASOBI”、文化庁主催のイベントのイラストにおいてもトレパクの疑いが指摘され、日本写真家協会会長である野町和嘉さんが撮影した「雨季のウユニ塩湖」の写真からもトレースしていたことがほぼ特定されており、炎上はまだまだ収まる様子はない。
そんな中、古塔さんのある投稿にも注目が集まっている。
「年始にツイッターに投稿したコメントですね。
そこに添えられている『がおおお』『2022』の文字が入っているラフなイラストについて『手のようなものを描いてるけど、下手すぎて手ではないかもしれない。判断がつかない』という指摘があることも注目ポイントではありますが。
最も注目されているのは『明けましておめでとー。今年は面白いお知らせがあるかもです。かけ抜けます』というコメント部分です。
この『面白いお知らせ』というのが奇しくもトレパク炎上騒動になってしまったということで『皮肉すぎる予言だな』『古塔氏にはこうなる未来が見えていたってことでしょうか』などのコメントが出ているんです。
また、『かけ抜けますってのも、トレパク炎上でピンチになるけど逃げ切りますって宣言に見えてくる』といった声や『このコメントもどうせ誰かのコメントからトレースしてるんやろ』との指摘も聞こえてきていますよ」(メディア記者)
古塔さんによる「トレース」「パクリ」の被害に遭っていたのではないかと見られている、日本写真家協会会長・野町和嘉さんやディズニーは近く賠償請求などの訴訟を起こすのではないかとも言われている。
この騒動はこれから、どのような決着を見せるのだろうか。
(文/永野正道)