数多の作品に「トレパク疑惑」が指摘されている、音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルを手掛けたイラストレーターの古塔つみさん。
騒動の早い段階で「クライアントワークは全てオリジナル」と反論したものの、結果としてクライアントワークについて徹底的にネタ元を探される事態に。
13日には、日本写真家協会会長で日本写真著作権協会副会長も務める野町和嘉さんの撮影した写真「雨季のウユニ塩湖」を無断で商用利用していると指摘されたばかりだったのだが……。
「14日のバレンタインデーに宝島社から出版された『彼女の愛が重すぎる』というエッセイについても、発売当日のうちにトレパク疑惑が浮上しましたね。
こちらは、YouTubeチャンネル『彼女の愛が重すぎる』を運営する恋愛系インフルエンサー“彼女"さんの初エッセイで、表紙のイラストを古塔つみさんが担当されているようです。
ネタ元として指摘されているのは海外の有料写真サイトの幼女の写真で、イラストのボーダーの服装、クマのぬいぐるみは写真から引用しているように見受けられ、ぬいぐるみを抱える左手の形に関しては反転のうえトレースしたものだろうと言われていますよ」(メディア記者)
「全てオリジナル」などと言わなければ、まだ対処のしようもあったのかもしれないが、さすがに詰んでしまった感は否めないか。
(文/木暮雅人)