テレビでは全く触れられていないものの、ネットを中心に大きな盛り上がりを見せ、週刊誌やスポーツ紙などでも取り上げられている、イラストレーター古塔つみさんの「トレース」「パクリ」「ネカマ」疑惑による炎上騒動。
古塔さんが担当した人気音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルについては、元ネタが広末涼子さんあるいは広瀬すずさんなのではないかと指摘されている。
また、カメラに関連したイラストの個展を古塔さんは開いていたのだが、このときの作品のひとつがキヤノンの写真を丸パクリしたものだとも。
「騒動の初期の時点で、『引用、オマージュ、再構築はしたが、トレースやパクリは一切ない。クライアントワークは全て自分のオリジナル』と騒動に反論する声明を古塔さんは出していましたが、この発言が炎上をここまでの大きなものに育ててしまった感は否めないですね。
結果的に、反論内容が完全に噓だったと言われても仕方のない証拠が続々出てきていますし、今もなお新たな証拠が日々発掘されている状況です。
そんな中、不可解なのが古塔さんがSNSのアイコンに使っているイラストです。
もともと、このイラストは古塔さんが『#清原果耶』とタグをつけてインスタグラムやツイッターに投稿していたものなんですが。
いつしか、これをインスタやツイッター、さらにはウェイボー、pixivのアイコンに使っており、経緯を知らないファンたちは『このイラストこそが古塔さんの自画像なのだろう』『きっと清原果耶さんに似た顔立ちなんじゃないか』とミスリードされている状況なんです。
それにもかかわらず、一向に古塔さんはアイコンを変更する気配がありません。
ですから、所属するアーティストの権利保護に厳格な考え方を持っているアミューズが、清原さんを元ネタとするアイコン使用について何もアクションをしないのはおかしいという声が増えてきていますよ。
『もしかして、古塔つみとアミューズって実は蜜月関係なのでは』『知られてないだけで、知られざる仲なんじゃ…』といった具合です」（メディア記者）
おかしな点だらけであるがゆえの炎上の拡大。まだまだ騒動収束までには時間がかかりそうだ。
（文／兵藤 瑠衣）