一昨年7月に早世した俳優の三浦春馬さん。
三浦さんの死に関してはいくつもの疑問が残ったままとなっており、一向に疑問解消に向けて関係する企業や団体が動かないことに痺れを切らせた有志たちが、昨年9月よりデモ活動を行っている。
有志の数は次第に増加していっており、今や全国各地でデモ活動が実施されるレベルとなっている。
5日には、神奈川県の横浜市と栃木県の宇都宮市でデモ活動が行われた。栃木県での同デモ開催はこれが初めてとなった。
「自死だとされている三浦春馬さんの捜査に関するもの、三浦さんの所属事務所アミューズに対するマネージメントなどの体制に関するもの、三浦さんの遺作ドラマ『カネ恋』こと『おカネの切れ目が恋のはじまり』での不可解な演出などTBSに対するもの。
デモ隊が解消を訴えている大きな疑問はこの3つに分類されると思いますが、いずれの疑問も三浦さんの死亡当日や前日の時系列が明かされないことによって発生している、あるいは増幅されていると言えるのではないでしょうか。
つまり、三浦さんの死亡当日や前日の時系列を明らかにすることが、何よりも重要なことではないかと考えられます。
何も、三浦さんが亡くなる直前に何を考えていたのか、周囲はどんな思いで激ヤセした様子の三浦さんを見ていたのかといった、人間の心情について聞いているわけではなく、時系列という極めて客観的な事実を明かしてくれと言っているわけですからね。
問われている警察、アミューズ、TBSはお答えになったらよろしいのではないでしょうか」(メディア記者)
時系列というシンプルな謎が早く解き明かされることを願いたい。
(文/窪田翔吾)