大人気音楽ユニット「YOASOBI」の代表曲である『夜に駆ける』のキービジュアルなどを手がけたイラストレーターの古塔つみさんに、パクリとも言える著作権侵害や写真加工アプリの使用疑惑が生まれ、一部グッズが販売停止になるなどしている。
疑惑のきっかけは、YouTuberのコレコレさんが1月28日にライブ配信した動画。
写真の書き写しによるトレースに気付いたという一般女性が同動画に登場し、昨年開催された古塔さんの個展に出品されたものが、イギリスの写真家デレク・リジャーズさんの作品集「パンクの誕生」にあった有名な写真を左右反転させほぼそのまま書き写しただけのものだと指摘。
実際に、袖のしわに至るまでピッタリと一致していたという。
「2020年に古塔さんは、『これくらいわかりやすいやつだと下書きはいらんなあと思う』と自身のツイッターでコメントし、さも天才肌であることをアピールしています。
ところが、言い逃れが難しいほどにハッキリとトレース、要するにパクリを指摘されてしまいましたからね……。
『トレースというより、アプリとかソフトで写真を加工しただけにも見える』という疑惑も浮上してしまっていますよ。
また、YOASOBIの2人が今回の騒動について何も語っていないことに対する非難も出て来ていますね」(メディア記者)
YOASOBIにしてみればとんだ巻き込み事故といったところだろう。この騒動が楽曲にまで影響を及ばさないことを願いたい。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている