昨シーズン限りで福岡ソフトバンクホークスを退団したウラディミール・バレンティン選手が23日、自身のツイッターを更新。
「日本のプロ野球からは引退することを発表したい」と、これまで模索してきた日本球団への移籍を諦めたことを告白。
「日本でプレーする機会、偉大なホームランバッターになる機会を作ってくれたスワローズに感謝したい」と、2011~2013年に3年連続でのホームラン王、2013年はシーズン60本の日本記録樹立も果たすなど、2011~2019年の9年間に渡り所属し輝かしい実績を残したヤクルト時代に対する想いも綴った。
「東京ヤクルトスワローズに大きな感謝を示した一方で、2年総額10億円の契約を結びながらほとんど貢献することのできなかった福岡ソフトバンクホークスに対しては何もコメントしていないことが、良くも悪くも印象的ですね。
『最後に所属した球団に、感謝の姿勢を見せられないあたりがこの人をよく物語っている』『ソフトバンクに対して失礼すぎ』『こんなんだから、他球団もこのオフに獲得に動かなかったんでしょ』『ヤクルトでは、わがまま放題やらせてもらってたみたいだし、最後まで日本の野球を舐めてたんだなと思って、バレンティンがシーズン本塁打の日本記録を保持してるのがすごく残念に思えてきた』など、バレンティン選手の引退ツイートへは不快感を示す方も多い状況ですよ」(メディア記者)
打ち立てた記録は素晴らしいが、「立つ鳥跡を濁さず」という日本語がバレンティン選手には届く由もないことが残念でならない。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している