また日テレが…箱根駅伝でも発揮「選手なんか知らん」数字至上主義 | The Audience
また日テレが…箱根駅伝でも発揮「選手なんか知らん」数字至上主義 | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • スポーツ
  • また日テレが…箱根駅伝でも発揮「選手なんか知らん」数字至上主義

また日テレが…箱根駅伝でも発揮「選手なんか知らん」数字至上主義

また日テレが…箱根駅伝でも発揮「選手なんか知らん」数字至上主義
ぱくたそ

 3日に放送された『第97回東京箱根間往復大学駅伝』(日本テレビ系)通称「箱根駅伝」で出場した選手の活躍のほかにも様々な話題が出ている。


 まずは、フィニッシュ地点の実況を担当した、日本テレビの森圭介アナウンサー。
 
 9区まで、いや10区でも区間の9割ほど20キロ以上の地点までトップを守り続けた創価大が初めての総合優勝の夢目前で、駒沢大にかわされ総合2位。総合優勝は13年ぶり7度目となった駒沢大。

選手に寄り添った良い言葉

 この創価大のゴールの場面で森アナは「初めての往路優勝がありました。初めての総合優勝には届かなかった」「目標は総合3位でした。目標達成とみれば、うれしい準優勝」「ただ、悔しい準優勝となったか」と言葉をつなぎ「2位で悔しいと思えるチームになった」「創価大学、準優勝。この悔しさを来年につなげます!」と締め、「選手に寄り添った良い言葉」などSNSや大手ポータルサイトの掲示板には賞賛の声が多数上がっている。
 
 その一方で……。
 
 「7区の途中で駒沢大の大八木弘明監督が『前行って!危ないからテレビカメラ』と中継スタッフを注意する場面がありました。
 
 昨年11月後半に、女子プロゴルフの複数のラウンドで、日本テレビのカメラマンがプレー中の渋野日向子選手にお菓子を手渡しして撮影するという事態があり、このときもJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)から厳重注意を受けています。

 短期間のうちにまたしてもスポーツ中継で注意を受けるという失態をおかしたわけですからね。
 
 せっかく綿密な取材に基づく森アナの素晴らしい実況が話題になっていたのに、日本テレビは何ともまぁ…」(スポーツ記者)
 
 スポーツは“アスリートファースト”が大前提。これ以上、テレビ局の数字至上主義が露見するような事態が続かないことを願いたい。
 
(文/有村和巳)