東京都内で13日、舞台『ピアフ』(演出:栗山民也さん)の制作発表が行われ、主演の大竹しのぶさんのほか、梅沢昌代さん、中河内雅貴さん、竹内將人さん、山崎大輝さんが登場した。
今回で5度目となる同作品の上演ということで、大竹さんは「やればやるほどにプレッシャーが大きくなっていますが、新しいキャストと一緒に、また新しいピアフを作って、何か一つでも心に残るものをお渡ししたいです」と意欲を口にした。
先日、交際していた神田沙也加さんが急逝、その後、神田さんに辛辣な言葉をぶつけていたと「週刊文春」(文藝春秋)に報じられ、体調不良を理由に芸能活動休止と同舞台の降板が発表された前山剛久さんに関し、「どのように受け止めていますか」との質問が飛ぶと、「受け止めると言っても、お会いしたこともない方なので、分からないんです」と大竹さんはコメント。
神田さんに関してもコメントを求められ「むやみにコメントできるようなことではないので言えないんです。すみません」と答えていた。
「前山さんが降板に至ったのは、表向きは“体調不良”としていますが、実質的には“謹慎”や“引退”という側面が大きいと見る向きがあります。
当然、そのあたりを意識して大竹さんへ質問をしたんでしょうけど、そもそも文春以外のメディアはろくに前山さんの蛮行さえ報じていないのに、こういう晴れの場で、なおかつ前山さんに会ったことすらない大竹さんに不躾なことをするものだと呆れましたね。
沙也加さんに関してだって、大竹さんは沙也加さんの母親である松田聖子さんと同年代。おまけに沙也加さんと年齢の近いIMALUさんという娘を持つ身でもありますから、当然、大きなショックを受けていらっしゃるはずです」(メディア記者)
ろくでもない質問をする者がいたものである。
(文/福島秀明)