2日、第97回「東京箱根間往復大学駅伝競走」通称「箱根駅伝」の往路大会が行われ、創価大が往路、復路、総合通じて初めてとなる優勝を達成した。
2位の東洋大以下に2分以上の差をつけており、総合優勝の最有力大学と見られているのだが……。
沿道の人出が多すぎる
「さすがに現実にはありえないと思いますが、ネット上には『復路は中止して往路優勝の創価大をこのまま総合優勝にしていいのでは』『沿道の観客が全然“密”で見ていて怖い』と、選手の奮闘を見に沿道に大勢姿を見せている観客の存在に対して嫌悪感を示し、明日も同様の人出となるなら復路大会は中止すべきとの声が上がっています。
もちろん、昨年までと比べれば人出は減っていますが、ソーシャルディスタンスを取れないほどの人出があるのはテレビ越しでも見て取れましたからね。
昨年は様々なスポーツイベントが中止を余儀なくされました。その当時よりもさらに感染が拡大している状況での、今年の箱根駅伝の人出ですからね。
そもそも主催者側がハッキリと『無観客』とせずに『応援自粛要請』としていることも大きく影響していると考えられます」(スポーツ記者)
選手や関係者が安心して明日の復路大会での走りに集中できるよう、主催者側は【カンセン】に対する意識をもっと高めてもらいたいものだ。
(文/有村和巳)